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New!発生予察情報2(水稲) 平成30年度 病害虫発生予報・速報(平成30年4月27日更新) | 花巻市

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(1)

水稲病害 1 予報(5月)の内容

病害虫名

発生 時期

発生量 ・ 感染量

予 報 の 根 拠

細菌病類 (もみ枯細菌病) (苗立枯細菌病)

(育苗期) やや多 (1)育苗施設の巡回調査(4/18~20)では、発生は確認されなかった。(±) (2)効果のある種子消毒剤が広域で使用されている。(±)

(3)向こう1ヶ月(4/21~5/20)の気温は、平年より高い予報。(+) 苗立枯病

(ムレ苗 含む)

(育苗期) やや少 (1)育苗施設の巡回調査(4/18~20)では、発生量は少なかった。(-) (2)苗立枯病を対象とした防除が省略されている。(+)

(3)向こう1ヶ月(4/21~5/20)の気温は、平年より高い予報。(-) ばか苗病 (育苗期) 並 (1)前年の本田での発生量は平年並。(±)

(2)育苗施設の巡回調査(4/18~20)では、発生は少なかった。(±) (3)効果のある種子消毒剤が広域で使用されている。(±)

いもち病 (育苗期) 並 (1)前年の穂いもちの発生量は平年並であることから、罹病わら・籾殻 等の伝染源量も平年並にあると考えられる。(±)

(2)効果のある種子消毒剤が広域で使用されている。(±) 記号の説明 (++):重要な多発要因、(+):多発要因、(±):並発要因、(-):少発要因、(- -):重要な少発要因

2 防除のポイント 【共通事項】

(1)育苗期の病害対策として、適切な温度・水管理を心がける。

(2)プール育苗における中途半端な湛水深は、病害発生の原因となるので注意する。湛水深は2葉目が出始め たら培土表面より上となるよう管理し、ひたひた水となることは避ける。

【細菌病類】

(1)緑化~硬化期の高温(30℃以上)は発生を助長するので、適正な温度管理に努める。 (2)発病苗はすぐに処分し、本田に移植しない。

【苗立枯病】

(1)ハウス内温度が低く、乾燥や多湿が繰り返されると発病が助長されるので、特に夜間のハウス内温度に注 意するとともに、過かん水を避ける。

<苗立枯病の発生しやすい条件>

○ピシウム属菌(ムレ苗):育苗期間中の低温(4℃以下)、pH5.5 以上の床土、池・河川水の利用 ○フザリウム属菌:低温による生育停滞、過かん水と過湿(プール育苗での低水位も該当) ○トリコデルマ属菌(青カビ):高温条件下(30℃前後)で生育旺盛、pH5.0 以下・乾きやすい床土 【ばか苗病】

(1)育苗中の発病苗は抜き取り、焼却するか土中に埋める。 【いもち病】

(1)覆土をていねいにおこない、籾を露出させない。かん水等で露出した籾にも注意する。 (2)稲わら・籾殻は伝染源になるので、育苗施設内やその周辺に放置しない。

(3)例年早期発生・多発生する地域において、生物農薬による種子消毒を実施した場合には、育苗期防除(薬 剤かん注処理)を実施する。

3 防除上の留意事項

(2)

水稲虫害

1 予報(5月)の内容

病害虫名

発生 時期

発生量 ・ 感染量

予 報 の 根 拠

イネミズ ゾウムシ

本田侵入 盛期

やや少 (1)向こう1ヶ月(4/21~5/20)の気温は、平年より高い予報。 (2)前年の発生量は、平年よりやや少なかった。(-)

イネドロ オイムシ

本田飛来 時期 やや早

並 (1)向こう1ヶ月(4/21~5/20)の気温は、平年より高い予報。 (2)前年の発生量は、平年並であった。(±)

記号の説明 (++):重要な多発要因、(+):多発要因、(±):並発要因、(-):少発要因、(- -):重要な少発要因

2 防除のポイント

【イネミズゾウムシ、イネドロオイムシ】

(1)両害虫ともに、前年箱施用剤による一斉防除を行った地域、および前年少発生の地域では、防除は不要で

ある。

(2)前年に多発した圃場では、移植時に箱施用剤による防除を行うか、イネミズゾウムシでは成虫侵入盛期、

イネドロオイムシでは産卵盛期に発生状況を調査し、防除要否を判断する(表1)。

(3)薬剤防除を実施しない場合は、前述の時期に同様の調査を行い、翌年の防除要否を判断する(表1)。

【斑点米カメムシ類】

(1)アカスジカスミカメ越冬世代幼虫のふ化盛期に合わせて、地域一斉に増殖場所である水田畦畔、水田周辺

の牧草地、雑草地、農道の草刈りを行う。その後もイネ科植物が出穂しないような管理を心がける。

(2)草刈りの実施適期は、平年、県中南部が6月上旬、県北、山間部は6月中旬であるが、気象経過により変

動するため、防除速報(5月20日頃発行予定)を参考にすること。

病害虫名 判定および防除時期 判定方法 当年の要防除水準 翌年の要防除水準

イネミズ

ゾウムシ

成虫本田侵入盛期

県中、南部:5月下旬~6月上旬

県北、山間部:6月中旬

畦畔から2m 程

の場所から水田

中心に向かって

連続 25 株調査

(水面下の株元

まで見る)

成虫数

8頭以上/25 株

成虫数

3頭以上/25 株

イネドロ

オイムシ

産卵盛期

県中、南部:6月上旬

県北、山間部:6月中旬

卵塊数

13 卵塊以上/25 株

卵塊数

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